調律勉強会

技術勉強会。
どんなに忙しい時でもこの時間は確保したい。








現在、当店調律師 塩田が関西方面出張中です!

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こんにちは! naotiです!

事前にWEBでお知らせするはずが・・・うっかりしておりました!

 

今まさに、当店ピアノ調律師の塩田勇太が、関西方面の調律に伺っております。

滋賀県からはじまり、大阪府松原市、兵庫県西宮市、芦屋市、神戸市、京都、奈良など

あちこちまわっているところです!!

 

ちなみにこの写真、当店WEBのスタッフ紹介の写真と異なりますが・・

実はプロのカメラマンに撮影して頂いたのです!

この時(リンクをご覧ください♪)に、どさくさに紛れて!

あぁ。。私も撮ってもらうんだった・・・と、心の底から後悔したのを覚えております。

 

 

話は戻って・・・

6月13日からは、調律師の只木瑠真が、東北方面の調律に伺います。

福島県、新潟、秋田、岩手、宮城などをまわり、帰りに群馬県高崎市でラストの仕事をして

戻る予定です♪♪

 

 

そういえば・・・

ピアノ技術者にとって、出張中の空き時間の楽しみといえば、ご当地グルメ♪♪

いつだったか、スタッフの誰かが話していました。

 

以前津久井も、大阪でたこ焼きを食べて、関東のたこ焼きと別物!!と大感激しておりました。

横山も、「出汁につけて食べるたこやきが絶品だった」(⇒たこ焼きでなく、明石焼きです)と

熱く語っていたことがありました。

 

フレンドリーな大阪の人たちと電車内でおしゃべりして、仲良くなったり、

通りすがりのおばあちゃんに、重そうなスーツケースをみて中身を尋ねられたり・・・

横浜ではなかなか体験できないことが地元ではたくさんあるらしく、

それがまた、とても新鮮で面白いらしく・・・

出張経験のない私には、とても羨ましい話でした。

 

このような体験ができるのも、日本全国に、私共の音作りを必要としてくださっているお客様が

いらっしゃるからこそです!!

本当に、本当に、有難いことです。m(_ _)m

 

今回も遠方各地で、お客様と、お客様の大切なピアノたちに会えるのを

二人とも心から楽しみにしています!!

 

横浜から遠方にお住まいで、まだ当店の調律をお試しになったことがなく、

うちは遠いから無理よね・・・と諦めていらっしゃる方、

是非一度お問合せください♪

 

ピアノクリニックヨコヤマWEB


遠方の出張調律についてご案内

JUGEMテーマ:調律

 

いまさら自己紹介するのも変なのですが・・・

初めてご覧頂く方がいらっしゃることを願って、念のため自己紹介です!

 

ピアノクリニックヨコヤマは、横浜市郊外の南万騎が原という駅からすぐのところにある、

小さなピアノショールームです。

ピアノ修理、調律、買取り、防音室、運送など、ピアノの事なら何でも承っているお店です。

ショールームには、日本ではなかなか目にすることのない様々な一流メーカーのピアノ

(ヨーロッパでの認知度・人気ともに高いにも関わらず日本ではあまり知られていないメーカー等)を

常に展示しており、週末になるといつも、遠方各地からご来店頂いております。

 

とくにピアノ調律・調整では世界的にも高い評価を頂き、

小さなお店ながら、世界四大メーカーのブリュートナー社から任命を受けて

ブリュートナーの日本輸入総代理店も任されています。

 

日本の調律学校で教わる音の聴き方・やり方ではなく、

ヨーロッパで伝統的に行われている音の聴き方・ピアノ技術でもって

ピアノを調整・調律しています。

 

見違えるように、タッチによって音色を変えられるようになり、

音が気持ちよく伸び、ふくらみが出て、まったく別のピアノのように

歌い始めます。同じピアノが、調整・調律でここまで違うの?!と

最初は皆様驚かれます。

 

本当に、全くといっていいほど、

出てくる音が違います。

 

この調律を求めて、私共は全国からお客様のご依頼を受け、

年に何度か全国各地に出張して、本場ヨーロッパの音色をお届けしております。

 

これまで、とくにWEB掲載したことはなかったのですが、

「どんな風に、年に何回来られて、どうやって申し込めば良いのですか?」

というお問合せが増えてきたため、

当店の遠方調律についてご案内させていただきます。

 

実はちょうど今、3週間ほどの遠方調律(九州〜中四国〜関西〜愛知)に

お伺いしているところで、もうすぐ戻ってまいります。

 

遠方出張の1か月前ぐらいに、このようなお葉書を

ご希望のお客様&いつもお伺いしている皆様にお送りしています。

 

 

お客様からご希望日程のお電話を頂き、

それに基づいて、日程を組んでいきます。

 

出張料は、各地でまとめて調律にお伺いすることで、一律(九州でも北海道でも)

¥8,000を頂いております。

詳しい技術料金はこちらをご覧ください⇒ピアノクリニックヨコヤマ技術料金表

ただし、コンサートなどで一人のお客様のためだけにお伺いする場合は

交通費、宿泊費の実費を頂いおります。

 

もう少し早くこのご案内を出せばよかったのですが、

次回からは、毎回ハガキを送るのと同時に

このお葉書を掲載するようにしたいと思います。

 

実は今回もそうするつもりだったのですが、

すっかり忘れておりました。

 

事前にご連絡先をお伺いできましたら、

お葉書を発送しますので、ご希望の方はご連絡いただければと思います。

 

今回の遠方出張は津久井がお伺いしましたが、

代表の横山がお伺いすることもございます。

 

遠方各地の皆様と素敵な音色との出会いを楽しみにしております♪

お気軽にお問合せください。

 

ピアノクリニックヨコヤマWEB

 


ピアノクリニックヨコヤマの調律研修生とは♪

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思い起こせば、今までこのような場で紹介させて頂いたことがありませんでした。

お問合せを頂いた方だけにご案内してまいりました。

 

・どこの調律学校に行くべきか迷っている

・入学した調律学校に不満がある

・調律学校を卒業したが就職できない

などなど、調律師になりたい若者たち!!にお読み頂けたらと思います。

 

ピアノクリニックヨコヤマでは、

「当店で調律師として働きたい!」「でも採用レベルに至らない!」という方のために

技術研修生の受け入れを行っています。ピアノ

どなたでも♪というわけではなく、当店の実技試験と面接に合格された方が対象です。

 

様々な業務に実際に関わっていく中で、OJT(仕事を通じてトレーニングする育成方法)のように技術を学んで頂くことが出来ます。

調律学校ですと技術を学ぶのに授業料がかかりますが、授業料は頂いておりません。

もちろん当店からの給与もございません汗

 

アルバイトをしながら研修生として頑張る方もいらっしゃれば、筋肉

貯金を切り崩しながら、研修生に専念される方、ピアノ

ご両親の援助で、学生の延長として研修生をされる方など、おかお(幸せ)

年齢や境遇によって、取り組み方は様々です。

 

研修生の一番のメリットは、実際の業務を体験する中で学びますので、

机上の学びでなく、実際の生きた技術を学べることです。

個々のお宅で弾き込まれたピアノは、教材としてあてがわれたピアノとは全く別ものです。

 

調律学校を卒業したからといって、すぐに調律師として活躍できるかというと

それは限りなく"無理”に近い話と思っておいた方が良いと思います0口0

それは他のあらゆる仕事も同じだと思いますが、

技術職なのでなおさら、そう簡単にはいかないものです。

 

調律師として実際に仕事ができるようになるか否かは、

卒業後、いかに努力できるかにかかっています。

そういった場を、技術研修生受け入れという形で提供させて頂いているのです。

 

実際、研修生から当店の社員になれるのか。

 

もちろん、研修生から正社員に昇格して、今も当店技術者として在籍しているスタッフは居ります。

けれども、そのようなケースは極めて少ないです。_| ̄|○

実際、ピアノ技術者の仕事はかなりの体力、精神力、忍耐力が必要で、

非常に厳しい仕事です。ゆう★

ですので、大体すぐにやめてしまわれるのです。ショボン

 

以前、有名なバランスエンジニア(大雑把な表現で申し訳ないですが、録音に携わる職の中で頂点の仕事をされる人)

の方とお話する機会があり、彼も同じことを話されていました。

専門学校でわざわざ音響関連を学んだ若者たちを毎年50名近く採用して、

5年後も残っている人が1人いたらいい方なのだそうです。Docomo_kao8

 

技術というのは、ひたすら練習を積んで、身体、五感に叩き込んでいくものです。

なかなか身につくものではなく、いつまでたってもうまくならない気がして

多くの人は道半ばで諦めてしまわれるのです。

その気持ちもよく理解できる程、本当に厳しい世界です。エリザベス

 

ですから、当店でも、採用できるレベルに至るまで頑張れる人が殆どいらっしゃいませんでした。

当店が求める技術レベルは、とても高いです。にじ

当店のお客様が求められているレベルが非常に高いからです。

 

代表の横山がそうだったように、真のピアノ技術者として多くのお客様に喜んでいただける

技術をものにするためには、時には何かを捨てたり、犠牲にしたりしてでも

人生をかけて、なりふり構わず一途にやっていこうという覚悟がなければ

なかなか難しいと思います。(→横山の辿った道のりをほんの少し垣間見ることが出来る

ブログはこちら

 

中には、「今やっている仕事の他に、念のため手に職を付けておいた方が良いと思って・・・」と、

片手間に調律を学ぼうとされる方もいらっしゃいます。

けれども、正直なところ、

技術職というのは、片手間に身につけられるほど生易しいものではありません。

 

中には、せっかく厳しい試練を乗り越えて社員になっても、

すぐにやめてしまう人もいらっしゃいました。

社員になっても、すぐに調律の仕事に行かせてもらえるわけではないからです。

そういう厳しい世界です。Docomo_kao20

 

技術の習得というのは、2年や3年でできるものではありません。

当店代表の横山は、23歳で調律師になりましたが、50歳半ばを過ぎた今でも、常に学ぶ姿勢を持ち続けています。

生涯、学ぶ気持ちを持ち続けるだけの情熱がなければ、真の技術者とは言えないのかもしれません。

技術の習得には終わりがないのです。

 

自分が技術者という仕事に向いているかどうか、

まずはそこを見極めてから、飛び込んだ方が良いです。手

 

・音楽を愛する熱い想いがありますか? ← ※これがいちばん重要!※

・人並み以上の体力はありますか?

・人並み以上の精神力、忍耐力はありますか?

・仕事にロマンを求めますか?

・全てをなげうってでも技術をがむしゃらに学びたいという情熱がありますか

 

もうひとつ、正直なところをお話しますと・・・

調律学校で1年や2年学んだところで、実務では使えない!ぐらいに

覚悟されておいた方が良いと思います。

 

例外はあります。

大手楽器店が母体の調律学校の場合は、唯一、

・必要な授業時間がしっかり確保されている

・自社で採用する人材を本気で育てているので必要な教育をきちんとしてくれる

ということもあり、運営母体の楽器店で働くのに必要な技術は学べます。

実際、運営母体の楽器店で就職できれば、すぐに調律師としてのスタートを切ることが出来ます。

 

ただし、ピアノクリニックヨコヤマのスタッフが持ち合わせているような、

建築でいう「宮大工」のような技術を身につけようと思ったら、

横山のように、ピアノの伝統があるヨーロッパの工房などで本場の技術者に学ぶなど

調律学校卒業後、実際に調律師として働くようになった後にも

何十年もかけて学び、練習を重ね、研鑽を積んで身につけるしかありません。

 

ましてや、調律学校の社会人コース等に通って片手間で調律師になって活躍しよう!と思われている方が

いらっしゃったら、それは少々甘い話かもしれないと、頭の片隅に疑問符を持っておかれた方が

良いかもしれません。

美容師でも、左官でも、寿司職人でも、他のどんな技術であっても、

片手間で、短期間にラクラク習得できる技術というのを聞いたことがありません。

調律も同じで、あくまでも、趣味レベルで、ピアノの中まで触れるようになる(触っても壊すようなことはなくなる!)

ぐらいに思っておかれた方が、後々になって落胆されることがないと思います。

 

さて・・・

世の中には多くの調律学校があります。

 

設備だけ立派であるものの、あまりにも授業時間が少なく、授業内容も驚くほどお粗末で、

挙句の果てに講師は実務経験がなく、そこの調律学校を卒業してすぐに先生になっている先生ばかりという

驚くべき学校が多く存在することも事実です。

 

大金を支払って、人生の貴重な2年間、一体何を学べたのかと

問いたくなるような悲惨な現状にも、沢山接してきました。

どんな高級食材を使っても、調理技術がなければマズイ料理になるのと同じで、

どんな設備が立派で、校舎がしっかりしていても、教える講師が未熟では意味がありません。

調律学校は、設備ありきではありません。ひらめき

どんな先生(技術者)に教えてもらえるのか。そこに尽きます。設備は二の次です。ひらめきき

 

また、一般企業への就職とは違って、技術職は技術があれば就職できます。

「○○調律学校卒業」という学歴は重要ではありません。

「○○さんという技術者のもとで3年修行をしました」の方が、実際強い傾向があります。

 

ちなみに当店で通用するのは、

「本場ヨーロッパから帰国された音楽家にご満足頂ける技術を持つ技術者」です。

それさえあれば、どこの調律学校を卒業されたか、どんな師匠について学んできたか等の経歴は全く関係ありません。

 

最後に、当店が受け入れている調律研修生は、学生とは違います。

「さぁ皆さん、こんどはハンマーを削りますよ!こちらに見に来てください〜」

と学校のように教えてもらえると思っていたら、それは100%ナイです!!

能動的に動いて、自分でみにきて、マネをして、自由に学んでください!手

という場所です。

 

ここは職場で、みんな仕事をしています。

学生気分のままで来てしまうと、そこを勘違いして、「なにも教えてもらえない」「ヒドイ!」_| ̄|○

なんていうことになってしまいます。

 

どんなに普段優しい津久井(当店技術主任)でさえ、

「おいでおいで♪今から張弦やるよ」なんて声を掛けてくれません。

積極的に学ぼうとしなければ、目の前にある宝の山のような知識と技術に気付きもしないまま、

終わってしまいます。

 

必死に学びたい一心で、必死に頑張っていれば、そのうち技術者が

「コレもやってみるか」と、新たなステップへと引き上げてくれるように

自然となっていくものです。ハート

 

そんな・・・厳しい世界に飛び込む勇気のある若者を

私たちは待っています!!ゆう★ 

 

調律研修生に興味のある方、まずは一度、

当店に遊びにいらしてください(要予約です!)♪

 

ピアノクリニックヨコヤマWEB


ペトロフ調律!

こんばんは!tsukusanですき

 

先日伺ったペトロフUPの調律ですDocomo107

ペトロフの創業者はエアバーかどこかのオーストリアのピアノ工場で

楽器制作を学んでいたような記憶がありますめがね

 

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なんとなく弾き心地と音が硬いな〜という印象を受けたので、

鍵盤の下のフェルト(正式にはフロントパンチングクロス)を別のものに取り換えました手

弾き心地や音色に関しては、ハンマーそのものの硬さのせいで硬く感じることもあるのですが、

この場合は単にハンマーに針を刺すよりも、このフェルトを交換したうえで針をさした方が良い結果が出そうだったので(というかサンプルで試したら良い結果だったので)、この判断ですひらめき

 

ハンマーに針を刺したり削ったりする事を整音と呼びますめがね

針を刺す=音を柔らかくするというイメージが一般的ですが、

実際に針を刺す目的はハンマーに弾力(クッション)を作ることにありますめがねき

トランポリンで高く飛び上がるには、全身を固めるよりもヒザの屈伸を使って体全体をバネのようにした方が良いのと原理は一緒です筋肉

音を柔らかくする整音ではなく、音を出す整音って感じでしょうかひらめき

音色がモコモコになってしまっていても、針を刺すことによってパーンという音にする事も出来るんです矢印上

基本的には音を抑えるよりは出す方向で整音はやるものなので、

「音が硬い→整音で柔らかく」

よりは

「音が硬い→鍵盤の下のフェルト交換→硬い成分が解決→音を出す方向で整音」

の方が今回は良かったわけです手

これらはケースバイケースなので、1台1台現場で判断しなければなりませんエリザベス

もちろん音が硬い原因が完全にハンマーにあるならば、整音で硬い成分を解決してあげることが必要ですめがね

 

さて、フェルトを交換すると鍵盤の深さを最初から調整しなければならないのですが、

音が良くなるに越したことはないのです矢印上

という事で鍵盤深さ調律(調律師用語で「あがき」)をやり直しましたエクステンション

鍵盤の深さは弾いていれば必ず変化するので、そんなに珍しい調整ではないですよ手

 

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左が元々ので、右が新しいものです星1

今回はレンナー社製に変えましたゆう★

もちろんドイツ製ピアノ

 

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ペトロフの調律に伺うと必ず思うのですが、

赤と緑の使い方が絶妙で、普通外からは見えないピアノの中まで美しいんですゆう★

 

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どの角度から見てもオシャレな色づかいですねぴのこ:)

 

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甘〜い音色がちゃんと出たのでよかったですピアノ

 

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勉強会!

こんばんは!tsukusanですき

 

毎月恒例の技術勉強会の様子です矢印上

ピアノクリニックヨコヤマでは定期的に技術勉強会が開かれていますピアノ

調律中に発見した事などを共有し合ったりするわけですおかお(幸せ)

 

この日のテーマはダンパーが無いところ〜最高音部の調律エクステンション

と題して、横山も一緒に勉強会です手

 

ダンパーって何ぞやという方のために説明しますめがねき

 

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下の写真の弦の振動を止めているものがダンパーです星1

鍵盤を押すとその弦のダンパーが弦から離れる仕組みになっていますピアノ

ちなみに右のペダルを踏むとこれらが全部一斉に弦から離れますDocomo107

 

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弦が2本のダンパーはV字になっていますめがね

 

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高音へいくと弦が短くなり、音の減衰も早いのでダンパーが無くなりますエリザベス

ダンパーが無いという事は、他の音を鳴らした場合常に共振しているという事なので、

この部分の調律がうまくいっていると、全体の響きが格段によくなります筋肉

弾かないからといって調律しない調律師さんもいるという話を聞きますが、

それではいけませんゆう★

 

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順番に調律をしてはああだこうだ言いますゆう★

楽しい時間ですねonpu03

 

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最後にお店にあるCDから1枚選んでほんの少しだけ音楽鑑賞onpu03

このCDがなかなか絶品でした手

また後日紹介しますゆう★

tsukusanでしためがねびゅん

 

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I'ts Sauter today!

こんばんは!tsukusanですき

 

今日は2件Sauter(ザウター)の調律でしたDocomo107

 

午前中のザウターですピアノ

 

夏の時期の湿気が多かったのでしょうか0口0

タッチが若干にぶい箇所があり、センターピン(関節部分)の動きが悪くなっていたのが原因でしためがね

まずセンターピン交換からスタートです筋肉

 

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1990年頃のザウター手

新しいので中身もキレイですね〜ゆう★

(ドイツ製の場合27年前くらいの物は新古品扱いになりますめがねき

フロントピンとバランスピンを拭いていきますピアノ

 

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もちろんこの後、整調・整音・調律ですよ筋肉

 

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とにかく楽器が響いてくれるので、和室に置いていても気持ちよく弾くことが出来ますおかお(幸せ)

 

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午後のザウターですDocomo107

デザインがオシャレです星1

調整が大変で中身の写真が撮れませんでしたゆう★

 

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こちらのザウターもよく響いてくれますピアノ

午前中も小学生のお子さんが弾くピアノだったのですが、

小さいうちからこれだけ気持ち良い楽器で

弾いていたらピアノが好きになっちゃいますよねハート

 

よく親御さんからこういう話を伺いますめがね

「これなら辞めることはなかった」とDocomo107

日本製のピアノをしっかり調整した後にもよく耳にしますので、

もし機会がありましたら一度しっかり調整されることをオススメします(偉そうですみません)めがね汗

 

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妹さんも興味深々き

 

ザウターの隣にはテクニックスの電子オルガンonpu03

 

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お母様もピアノ(と声楽)をお弾きになるのですが、

「このザウターを弾いていて和音を鳴らすと教会のオルガンが聴こえてくるんです〜矢印上

 

ありがたいお言葉ですエクステンション

ちゃんと声の部分で調律してあげると

教会の中でのオルガンやコーラスのハーモニーが聴こえてくるんですよホントにめがね

 

How was the weather up there?

と聞かれたらtsukusan今日はこう答えますひらめき

 

It was Sauter today haha〜エリザベス

 

・・・海外の方にはウケると思います_| ̄|○

tsukusanでしためがねびゅん

 

 

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ラムネ救出!!

こんばんは!tsukusanですき

 

昨日の記事のラムネ救出エクステンション

 

S4を調律している最中にピアノの中にラムネを落としてしまったので拾ってほしいという連絡が入り、

帰り道でしたので、S4の調律後に拾いに伺いました筋肉

演奏中にラムネが響板の上で共振しても嫌ですし、

アクションの隙間に挟まってボロボロに砕け散っても嫌なので、

当日伺えてよかったですピアノ

 

恐らく鍵盤蓋の奥に落ちていて簡単に拾えるだろうと思っていたのですが・・・エリザベス

 

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鍵盤蓋を外し・・・

無いですねめがね

 

鍵盤の下やアクションの隙間にも・・・

無いですねめがね汗

 

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鉄骨の下の響板の上にも見当たりません_| ̄|○

 

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目ではどうやっても見えない位置に入ってしまったのかもしれないと、

鍵盤が入るスペースの奥にケータイを突っ込んで、さらに奥を撮影・・・ひらめき

 

iPhoneImage.png

 

ありましたエリザベス

 

結局色々な部品を外し・・・

 

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無事に救出することができました手

ラムネも寂しい思いをしていた事でしょうめがね

 

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これで安心して弾けますね手

ラムネ救出でしたonpu03

 

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1日都内で!

こんばんは!tsukusanですき

 

今日は朝から都内で調律でした矢印上

 

まずはブリュートナーUPモデルAの初回無料調律です手

加湿器と除湿器完備のお部屋で状態は良好でしたピアノ

残響も多く、音を鳴らすとホールの中というか、

森の中で音が広がっていくような印象を受けましたonpu03

説明している自分の声にも楽器が反応して響いてくれますピアノ

 

ではでは例によって掃除から筋肉

 

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新品なのでピカピカですき

美しいですねピアノ

 

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鍵盤の深さを調整しますピアノ

調律師用語では「あがき」ですDocomo107

なぜあがきかはわかりませんっエリザベス

 

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鍵盤の下のクッションになるフェルトの下にある紙を出し入れしていきますonpu03

 

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下の写真の左から

緑→0.125

赤→0.175

青→0.300

白→0.350

単位はミリですエクステンション

 

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深さが違うと弾き心地はもちろん音もかなり変わりますめがね

同じ深さでも、紙の組み合わせが違うとこれまた音が変わるので、

音を聴きながら紙を出し入れしますおかお(幸せ)

0.125ミリの紙の出し入れでも音が変わるということは、

当然弾き方を変えても音が変わってくれるという事になりますひらめき

紙だけでなくクッションのフェルトの素材でも相当変わりますピアノ

 

ちなみにtsukusanつい前、お店で下のケースをぶちまけましためがねき

整頓するのに苦労しました_| ̄|○

 

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お部屋をライトアップするとこんな感じですき

たまらんですねめがねうらやましいめがね

 

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弾いていて幸せになるのはもちろんですが、

調律していても「調律師になって良かったわ〜」と幸せになれる楽器です矢印上

 

2件目はヤマハS4の調律ピアノ

ヤマハの高級機種らしい風格がありましたが、

何よりも防音室の豪華な床材には驚きましたゆう★

これまたうらやましいエリザベス

許可を得て写真撮ればよかったですゆう★

今回は上で紹介した鍵盤の下のクッションのフェルトをドイツ製のものに交換して、

「あがき」を見直しました手

ヤマハはこの部品(正式にはフロントパンチングクロス)を交換するとかなり良くなりますねゆう★

 

S4の調律が終了後、ラムネを救出しに行きましたエリザベス

「・・・ラムネ?」となると思いますが、後日書きますねめがねびゅん

 

 

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ピアノの音域

こんばんは!tsukusanですき

 

古めのヤマハUPの調律ですピアノ

製造番号が2万台なので、残響がとてもあるピアノですゆう★

これは弾いていて楽しいですねゆう★

ちなみにヤマハの場合は製造番号が1万番がちょうど昭和元年製造らしいですエリザベス

以前当店でヤマハの2千番台のものを修理したのですが、詳しいデータが残っていませんでした_| ̄|○

 

今日はお店の近くのお客様だったので、その前に修理ピアノの作業を少し進めることができました手

 

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YAMAHAの文字が今のとなんとなく違いますねピアノ

 

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最初に伺った際に虫喰いの被害にあったいたフェルトはレンナー製に交換してあるのでキレイですね矢印上

 

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鍵盤下のほこりの掃除をしますエクステンション

 

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・・・上の写真で何かお気づきですか?

ヒントの写真です黒ねこ

 

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正解は・・・

鍵盤の一番上の音がラで終わっていることめがねき

昔の時代のピアノは一番上がラで終わっていて鍵盤の数は85鍵Docomo107

最低音がラなので最高音もラ・・・こう考えると自然ですねひらめき

「もっと高い音(もしくは低い音)を出せる楽器が欲しいエクステンション」という各時代の作曲家からの要望があり当時の楽器製作者が努力した結果、ピアノの音域が広がってきて最終的に今の88鍵に落ち着いていますピアノ

同じ時代でも国によっては高音に広がり、別の国では低音に広がり・・・なんて事もあったんでしょうピアノ

いや〜ロマンですねめがねき

 

ここでお知らせエクステンション

5月にチェコフィルハーモニーの団員によるピアニストのための公開レッスンを当店ショールームで開催いたしますおかお(幸せ)

ヴァイオリンとチェロの方をお招きして、ピアノトリオなどからアンサンブルにおけるピアニストの役割などをレッスンして頂きます手

弦の国チェコと言われるチェコフィルメンバーのレッスンを間近で聴けるなんて夢のようですめがねき

これから受講生の方を募集しますonpu03

詳しくは近日中にお知らせしますねゆう★

 

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