今世紀初の特注Bluthner(ブリュートナー)フルコンサートグランド!!

JUGEMテーマ:ピアノ

 

昨年夏ごろだったでしょうか。

代表の横山ペテロが、Bluthner モデル1 フルコンサートグランド

の発注をしたとき、ブリュートナー社長は言いました。

 

「Bluthnerフルコンサートグランドの、ウォルナットの、しかも艶消しは

我々にとって初めての挑戦だ!!!」

 

創業150年以上になるわけですから、創業以来初かどうかは定かではありません。

けれども、少なくとも今世紀初となるのは間違いないようです。

 

一応、今年8月到着予定ではありましたが、

なんとなく8月完成は厳しそうな模様・・・

 

一番奥が、シーズニング中のモデル1です。

自然の環境の中でねかせて、木が自然に変化してくれるのをただひたすら待つのです。

 

 

ここまでくるのに、何か月かかったことか。

バラバラだった木材が、こんな風にピアノの形になって・・・

 

 

だんだんと、見覚えのある形になっていき・・・

 

 

でもズームアップしてみると、

内リム、響板、柱などを貼り合わせた端は、木材がはみ出てでこぼこ。

 

 

ムキムキマッチョのピアノ技術者たちが3人掛かりで

汗吹き出しながら、渾身の力で、端を綺麗に仕上げているところです。

 

 

実は、右側の緑の機械には、回転している刃物がついています。

大きな台の上で、ピアノ本体を3人で滑らせながら、

回転している刃物で端をそぎ落としていきます。

ものすごい力が必要なだけでなく、非常に危険な作業です。

 

 

ほらこのとおり!ツルツルに仕上がりました。

これで外リムをつけられます。

 

 

 

思い起こせば、モデル10がはじめて入荷したとき、その響きのすばらしさに、

感動で胸が打ち震えました。

 

モデル6が初めて入荷したとき、信じ難いほどの極上の響きと

豊かな音色の変化に、ここは天国かと思いました。

 

モデル4が初めて入荷したとき、あまりの驚きで声も出ませんでした。

もはやピアノではなく、オーケストラでした。

響き、音色、その全てが「ピアノ」を超えていました。

 

フルコンサートグランドというのは、どのメーカーもそうだと思いますが

そのメーカーの全てが凝縮された、最高のモデルです。

 

いままで以上の感動、今まで以上の、宇宙スケールの感動が存在するとしたら、

それは、どんな度肝を抜くような音色なのでしょうか。。。

 

指折り数えて、を待つ日々です。

(グランドピアノは、男性名詞だそうです。

でもアップライトピアノは、女性じゃなく、中性名詞だそうです・・・

ドイツ語ハードル高っ!!)

 

ピアノクリニックヨコヤマWEB


UPの高さについて!

こんばんは!tsukusanですき

 

横浜は大変暖かい1日でしたにじ

 

今日は小さいお子さんが弾くカワイUPの納品調律ピアノ

写真を撮り忘れてしまいましたが、カワイのKL・Kiシリーズですピアノ

当店では国産ピアノの中ではダントツ1番人気でその理由はオシャレな見た目だけではなく「音」にありますき

UPは背が高い方が弦も長いし響板の面積も広いので音も良く、背が低いピアノだと当然弦は短いので音も良くないと言われていて、インターネットで調べてもこう書いてありますし、他のお店に行っても同じような事を言われると思います・・・がエクステンション

実際には背が低い方がメロディーラインから上の音域(右手で弾く大事な音域)でよく歌ってくれるんですよひらめき

 

理由を説明しますDocomo107

 

グランドピアノを上から見ると、どんなに大きなサイズのものでも高音に行くに従って響板とボディの面積が狭くなっていますピアノ

これは周波数(音程)が高くなればなるほど、狭い面積の空間でないと振動が持続しないからなんですめがね

UPの場合、除響板というものを使って響板の面積は減らせても、ボディの形をグランドピアノみたいにする事によって面積を減らすわけにはいかないですよね_| ̄|○

つまり背が低い方が高音の振動が持続する=高音の音が伸びるって事になりますゆう★

もちろん背が高いピアノの弦の長さからくる低音と中音の量感は、どうしても背が低いピアノからは出ないので、これもまた魅力ですハート

あとはどんな曲を好んでお弾きになるかですねにじ

 

何が言いたいかといいますと、UPのサイズにはそれぞれの良さがあって

「背が低いから音が良くない」っていうのは間違いってことですエクステンション

 

大事な事を書き忘れていました汗

ヨーロッパ製のUPの場合には、「こんなに背が低い楽器のどこから日本製グランド以上の低音が出ているんだろう」というメーカーもありますし、背が高いからといってメロディーラインが歌わないなんてこともありませんDocomo107

これは文字で説明するより是非弾いて頂きたいですね手

 

今日のカワイUPですが、

加湿器も置いてくださっていて大変良い状態でした矢印上

 

作業内容は、

掃除・レットオフ・ロス・ナラシ・アガキ・ハンマーストップ・ヴォイシング・チューニング

って感じです手

・・・文字にするとラーメン次郎の注文みたいになりましたねエリザベス

掃除以外は調律師用語ですめがねき

それぞれの説明はまた今度にしますエクステンション

 

かなり前ですが、調律の時に「タッチ軽め響き増し増し」って次郎風に注文される夢を見たことがあります_| ̄|○

 

本日調律後に素敵なプレゼントを頂きましたぴのこ:)

ありがとうございますonpu03

tsukusanでした〜めがねき

 

DSCF3716.JPG

 


新しいスタッフのご紹介です♪

JUGEMテーマ:クラシック音楽
JUGEMテーマ:調律
JUGEMテーマ:ピアノ
 
こんにちは♪naotiです!
4/5、6に当店ショールームで開催した、巨匠イエルク・デームスの
レクチャー&コンサートのご報告もできていないまま時が過ぎてしまい、
気がつけばもう5月!GW真っ只中!!
横浜は、熱中症になりそうなぐらい暑い毎日です。

さて、この4月に、当店は新しいスタッフを迎えることになりました♪
まだ技術研修生としてスタートを切ったばかりですが、
これからスピーディーに技術を習得して、
近いうちにスタッフとしてデビューを飾ってくれること間違いなしの、
期待の新人です!!

ご紹介致します。
技術研修生 塩田勇太(しおたゆうた)です♪

当店の厳しい試験に見事合格し、
技術研修生として、これから当店で厳しい修行をスタートされることになりました。



【経歴】
2012年 立命館大学理工学部物理科学科卒業
その後立命館大学スポーツ健康科学研究科に進むものの、
ピアノ技術者としての道へ進路変更を決意。
2013年京都ピアノ技術専門学校入学
2015年京都ピアノ技術専門学校卒業
2015年4月 ピアノクリニックヨコヤマの技術研修生として
修行スタート。

彼は大阪府出身。
生まれも育ちも関西とはいえ、枚方(ひらかた)出身なので京都寄り。
多くの関東の人たちが想像するような“関西人”とはかけ離れた、
お上品な京都風関西人です。

男雛のような気品を漂わせ、しっとりと穏やかな口調で朴訥と話す姿には
昭和の古き良き時代の安らぎを感じます。

好きな音色の方向性も、当店が追求し続けているヨーロッパ伝統の音色とぴったり合致する上に、
好きなピアニストを聞けば、ルプー、ギーゼキング、ケンプ、リパッティー等
当店スタッフ全員と見事に一致するという、まさに運命の赤い糸を感じるスタッフ♪

今後スピーディーな成長をしていくに違いない、期待の新人です。
一日も早く、お客様のところで仕事ができるようになるよう頑張りますので、
どうぞ宜しくお願い致します♪

-------2015年9月1日追記♪----------------------

塩田は、研修生として必死の頑張りを見せ、
その筋の良さと劇的な技術の向上が評価され、
異例のスピード昇格!!ということで、
2015年9月より、晴れてピアノクリニックヨコヤマの
正社員となりました!!
今後とも宜しくお願い致します。

-----------------------------------------------

めずらしいご来客がありました!

JUGEMテーマ:調律

今まで生きてきて、いろんな職業の人に出会って
お話する機会がありましたが・・・

意外にもお会いする機会のなかった職業の方。

漫画家!!

実は以前にも一度来店されたことがあるのですが、
漫画家の荒川三喜夫さん
本日、再び取材ということで来店されました!

おそらくシャイな方だと思われますので・・・
ご本人の写真のかわりに、作品をご紹介します。








そうです。
荒川三喜夫さんは、調律師が主人公という異色の漫画で
人気沸騰中の漫画家さんなのです!!

毎回徹底した取材を重ねた上で、技術的な描写も非常に丁寧に描かれているため、
本職の人も、そうでない人も大変リアルに楽しむことが出来ます!

嬉しいことに、「ピアノのムシ」1〜3巻を
作者である荒川三喜夫さんよりプレゼントして頂きました!


もちろんサインも頂きました!!


 

さすがの漫画大将・技術主任の津久井は、
既に3巻とも持っており、お気に入りの漫画だと言っておりました。

事務スタッフの私は今回初めて拝見しました!
どんなお話かは・・・見てのお楽しみです。
かなり面白いです。
仕事の合間に少し読むつもりが、結局ガマンできず
全部一気に読んでしまったほど。絶品です。

初めて実際に漫画家の方とお会いして、業界のお話などをお伺いして、
漫画家の方って、意外にも活動的にあちこち動いて、汗だくになって取材を重ねて・・・
全くもってインドアなお仕事ではないのだなぁと、初めて知りました。

ご興味のある方は是非、ピアノのムシ、読んでみてください!

シュベスター工場に行ってきました!

JUGEMテーマ:ピアノ
 
こんにちは! naotiです!
相変わらず忙しい横山にかわって、また代筆ブログを務めさせていただきます!

今月の横山は、わりと近場の仕事が多く、遠くても長野の別荘地や静岡で、
ほとんどは車で片道2〜3時間の関東近辺です。
また、土日はお客様がご来店予定でお店におりますので。
お店にお越し頂くには絶好の月ですよ♪

さて、先日は静岡の帰り道に、あの方に会いに行ってきました。
シュベスター社長 岩本良一さん(写真左)です。
いろいろな面で、長年とてもお世話になっています。


この方は、日本でただ一人、ピアノをいちから手作りすることのできるピアノ職人で、
SCHWESTER(シュベスター)というピアノメーカーの社長さんでもあります。

実は当店の技術主任 津久井俊彦も、調律学校を卒業後に
ここシュベスターで2年間、ピアノ技術の修業をしていました。
ちょうど津久井が修業していた時に、NHKの取材が入って、
一瞬だけ若き日の津久井の姿もチラッとTVで放映されています。
ご興味のある方は、こちらで映像をご覧ください♪


工場内の様子です。
このピアノは、外側を全部貼りかえているところです。




こちらは、響板割れの埋木修理をしている様子。
ピアノ技術の伝統に則った、ちゃんとした埋木修理が行われています。


見渡すかぎり、木材!!


これから作り直す鍵盤蓋。綺麗によみがえった姿も見たいです♪

岩本社長が手に取っている木は、シロアリ被害でボロボロになってしまった
ピアノの脚部分だそうです。
こんなになってしまったピアノでも、また美しく作りなおすことが出来るのですね。




工場の中に、素晴らしいオーラを放つ1台を発見。
シュベスターのグランドピアノ 完成品です。
この場所で、たった数名のピアノ職人たちの手だけで精魂込めて作られた1台です。


「本当に気持ちの良い、素晴らしい音色だった」と、
横山はとにかく感動して、何度も何度もその素晴らしさを語っておりました。

そして、「シュベスターのグランドは是非当店でも仕入れたい!!」と、
目をキラキラさせておりました。


岩本社長は、あまりのハツラツぶりで、聞いてビックリしたのですが、
なんと現在75歳。
これからも末永くお元気で、たくさんのピアノをよみがえらせ、
また、命を吹き込んでくださいますように。

グランドピアノの梱包

 こんばんは!tsukusanです

グランドピアノが運ばれる時の写真です

脚を外して、本体を立たせてから傷が付かないように布団でくるんでロープで縛ります
梱包というやつですね



梱包で使うロープにも種類というか古いものと新しいものがあるそうで、古いロープの方が滑りが良いので使いやすいそうです



運送屋さんの手際がよく(当たり前ですが)見ていて気持ちがいいくらいどんどん梱包されていきます
梱包のテクニックも色々あるんですね〜



tsukusanでした

ドロップアクション

 こんにちは!tsukusanです

先日アメリカ製のピアノの調律に行ってまいりました

そのピアノはとても背が低いのですが、内部のメカニックの構造が普通のピアノと少し違うのです

通常のピアノの場合、ハンマーなどのメカニックは鍵盤より高い位置にあるのですが、そのピアノのアクションにはドロップアクションが採用されていて、鍵盤の高さよりも低い部分にメカニックがあります

写真を撮るのを忘れてしまったのですが、アクションの出し入れがとにかく大変で油断すると大変なことになってしまいますいやいや苦労しました

そのピアノは背が低いにも関わらず、おしゃれな歌声で歌っていて、心地よい響きや残響もあり驚きました小さいピアノで良く鳴らすコツのようなものがあるんでしょうか

チューニングピン

 こんにちは!tsukusanです

今日はピアノの弦が巻きついているチューニングピンについてご説明します

グランドピアノの写真ですが、このように弦がチューニングピンに巻きついています。
弦一本の張力が大体70〜80kgで張られているので、ピンもそれに耐えなければなりません。
写真で見ることができる部分は全長の一部で、実際は鉄骨の下にあるピン板という木に刺さっています。



実際の長さはこれくらいです。大体60澄腺僑喚世普通です。これを見ると、実際に見えるのはほんの一部分だいう事がわかります。
穴の下の方にギザギザがついている部分があるのですが、これが実はネジのようになっているんです。
つまり、チューニングピンは変な形のネジなんです
ものすごくざっくりした言い方になりますが、このネジを締めたり緩めたりする事が調律なんです
言うのは簡単なのですが、ピンのまわし方1つで音の鳴り方や音色も変わるので、実はすごく難しい作業になります。



ちなみにこれが一台分のチューニングピンの写真です
一台分でもかなり重いので、何台分かまとめて発注したものが届くと宅急便の方もその重さにビックリされる事があります



ピアノ椅子 〜イドラウ〜

 こんにちは!tsukusanです

最新情報で紹介させて頂いているイドラウ社製ピアノ椅子です



横から見るとわかるのですが、このように前に傾斜しています。
実際座ってみるとわかるのですが、自然な姿勢で楽に座れるので長い時間弾いても疲れをほとんど感じません。



また、高さ調節も非常に簡単にできます。
このように座って下のレバーを引きます。



すると、ゆっくり座面が下りていきます。
丁度良い高さのところでレバーを離すと止まります。




自然な姿勢で弾けて、
高さ調節も簡単で、
ほとんどきしまない。

ピアニストの方から趣味で弾いてらっしゃる方、またレッスンで使用される方まで幅広くオススメできる椅子です
是非ピアノを見がてら椅子も座りにいらしてくださいお待ちしております




ベヒシュタイン

 こんばんは!tsukusanです

今日はお店の修理中のピアノを紹介します

ベヒシュタインUPです。




譜面台が変わった形をしています。ハンマーがようやく届きこれからアクションの修理・調整に取り掛かります。どんな音になるのか楽しみです