こんにちは!tsukusanです
象牙鍵盤の漂白作業です
ちなみにディアパソンGPです
ピアノの白鍵は通常アクリル鍵盤という物が使用されていますが、
古いピアノには象牙が使われていたりします
ピアノを弾く方の好みにもよりますが、
手に吸い付くような弾き心地なんて表現が良くされています
この象牙の鍵盤は長い間弾いていると、手の脂や汚れが原因で少しずつ黄色く変色していきます
下の写真の鍵盤小口(手前部分も汚れています)
ちなみに一般的にこの部分には象牙ではなくセルロイドが使われています
さてこの変色した鍵盤を綺麗にしていきますよ
先に説明をしておきますと、象牙の漂白には過酸化水素水を使います
黄色の色素を分解して透明にしてしまうという、原理としては歯のホワイトニングとほぼ同じです
まずヤスリで平らにしつつ、表面についた汚れを落とします
これは過酸化水素水が浸透しやすくする効果もあります
象牙が少しでもはがれていないかを確認して、あれば接着もしてから作業をスタートします
先ほど説明した小口はアクリル製のものもあるのですが、
完全に色が合わないのでヤスリで綺麗にしていきます
そうしたら机に並べて、鍵盤の上に和紙をのせます
この和紙は過酸化水素水がすぐに乾かないようにするためのものです
過酸化水素水を塗ったら外に出して日光に当てます
雲ひとつない快晴の日にやることが大切ですよ
そしてしばらく放置すると・・・
こんな感じに綺麗になります
このあと過酸化水素水を拭きとって磨けば完成です
もちろん象牙の鍵盤はものによっては真っ白になりますし、
このように自然な色合いになるものもあります
象牙の漂白は、何回もやると黄色い色素だけではなく象牙の白い色素まで透明になってしまいます
すると鍵盤の下の木目が黒く出てきてしまいます
つまり象牙の漂白は何回でも出来るわけではないという事です
普段ピアノを弾く前に手を洗ったりする事で、象牙の変色を防ぐことが非常に大切です
綺麗になりました
象牙鍵盤の漂白作業です
ちなみにディアパソンGPです
ピアノの白鍵は通常アクリル鍵盤という物が使用されていますが、
古いピアノには象牙が使われていたりします
ピアノを弾く方の好みにもよりますが、
手に吸い付くような弾き心地なんて表現が良くされています
この象牙の鍵盤は長い間弾いていると、手の脂や汚れが原因で少しずつ黄色く変色していきます
下の写真の鍵盤小口(手前部分も汚れています)
ちなみに一般的にこの部分には象牙ではなくセルロイドが使われています
さてこの変色した鍵盤を綺麗にしていきますよ
先に説明をしておきますと、象牙の漂白には過酸化水素水を使います
黄色の色素を分解して透明にしてしまうという、原理としては歯のホワイトニングとほぼ同じです
まずヤスリで平らにしつつ、表面についた汚れを落とします
これは過酸化水素水が浸透しやすくする効果もあります
象牙が少しでもはがれていないかを確認して、あれば接着もしてから作業をスタートします
先ほど説明した小口はアクリル製のものもあるのですが、
完全に色が合わないのでヤスリで綺麗にしていきます
そうしたら机に並べて、鍵盤の上に和紙をのせます
この和紙は過酸化水素水がすぐに乾かないようにするためのものです
過酸化水素水を塗ったら外に出して日光に当てます
雲ひとつない快晴の日にやることが大切ですよ
そしてしばらく放置すると・・・
こんな感じに綺麗になります
このあと過酸化水素水を拭きとって磨けば完成です
もちろん象牙の鍵盤はものによっては真っ白になりますし、
このように自然な色合いになるものもあります
象牙の漂白は、何回もやると黄色い色素だけではなく象牙の白い色素まで透明になってしまいます
すると鍵盤の下の木目が黒く出てきてしまいます
つまり象牙の漂白は何回でも出来るわけではないという事です
普段ピアノを弾く前に手を洗ったりする事で、象牙の変色を防ぐことが非常に大切です
綺麗になりました